テストが必要な「ウシコラーゲン」は、注入剤のなかでも一番の活躍選手。
だからといって動物のコラーゲンを人間に注入しても平気なの?と思われる方もいると思いますが、安全性は臨床試験で確立されています。
パッチテストの主な理由は、アレルギー反応の回避です。
コラーゲン注入は仕上がりが重要視される美容目的のため、赤くなったりするアレルギー反応は避けなければいけません。
そのためウシコラーゲンを使用する際、パッチテストが重要になってきます。約3%の人がターゲットになり、アレルギー反応が見られます。
パッチテストといっても、ただコラーゲンを打てばいい訳ではありません。
皮内部分にコラーゲンを打たなければ意味がないのです。
皮下などの深い所に打ったテストでは反応が出ずらく、アレルギー反応を見逃してしまうケースがあるからです。
皮内にテストすると言っても、一人前の医師10人が試みて、
ちゃんと皮内に打つことができたのは、1~2人くらいしかいなかったそう。
それほど皮内に打つって難しい。
2週後に再テストが必要になり、1回目のパッチテストから4週過ぎてようやくウシコラーゲンの注入が可能になります。販売メーカーでも皮内へ2回のパッチテストを推奨しています。
リスクを回避し安全に注入するために、ウシコラーゲンの場合は注入するまでに約1ヶ月の時間が必要になりますが、パッチテストをすることで確実な安全性は保障されるということ、そのための必要な時間です。
では、ウシコラーゲンのアレルギー反応とは
一体どういった症状なのか…
まず強陽性の人の場合、24時間以内に腕のパッチテストをした所に小豆大の赤みが現れます。
弱陽性の人の場合、パッチテストをした所がうっすら赤みを帯びます。どちらの反応も、かゆみや痛みなどといった様々な症状を引き起こすこともあります。
こういった症状が現れると陽性とみなされウシコラーゲンの使用はできません。
そして、遅延反応と呼ばれるもの
ウシコラーゲンが2回のテストを必要とする核心部分がコレ!!
これはパッチテスト期間終了後などに赤みが見られる症状で、期間中でも時々しか症状が現れない場合もあり、陰性と判断されやすい反応。
2回テストすることでアレルギー反応が顕著に現れるケースがあり、見逃しやすい遅延反応のリスクをかなりな確立で回避することができるのです。
アレルギー反応を見逃して注入してしまうと、注入した部位が赤く腫れコラーゲンが消失するまで反応が続きます。コラーゲンにアレルギーを持つ人ほど消失するまでに時間がかかるそうです。
このような反応を見逃さないよう医師のテストにおける姿勢や遅延反応が起きていないかの観察眼も重要になってくるのです。
キレイになるばかりか外出も出来なくなっては困りもの・・・
そうならないためにもパッチテストは安全性を得るための極めて重要なワンステップだといえます。